不動産管理会社は後から変更可能!変更を検討するべきタイミングとは?
不動産管理会社に不信感を抱いても、面倒という理由で先延ばしにしているオーナー様も多いことでしょう。しかし、オーナー様と管理会社で最も大切なのは信頼関係のため、不信感を抱いたときが変更を検討するべきタイミングなのです。以下に具体的な例をあげているため、心当たりがあるならば新しい管理会社探しを始めましょう。
不動産管理会社の変更を検討するべきタイミング
オーナー様の大切な財産を預かるため、不動産管理会社は強い責任感を持って業務にあたるべきなのです。にもかかわらず信頼が置けないと感じたなら、不動産管理会社の変更を検討するべきでしょう。
■空室がなかなか埋まらない
不動産管理会社に期待することはオーナー様それぞれですが、賃貸物件の管理を依頼しているなら一番気になるのは空室対策ではないでしょうか。空室がなかなか埋まらないケースでまず考えられるのは「入居者の募集(入居者付け)能力がない」ことです。「仲介店舗やレインズへの公開がされているか?」「入居者募集の販促費は約束通り使われているか?」など基本的なところを確認。対策がなされていないなら即時変更を申し出ましょう。
また「原状回復工事が完了せず募集できない」というのも致命的なこと。業者の手配を怠っていたなどと関係性の悪さが疑われるため、これも即時変更を考えるべき事柄です。
■入居者様のクレームがトラブルに!
分譲物件のオーナー様が管理会社に最も期待することが、入居者様との良好な関係の構築でしょう。たとえば、エレベーターなど設備が故障しクレームが入るのは定期点検の怠慢が疑われるとはいえ、ある意味仕方がないことです。
しかし修理までに時間がかかり、クレームがトラブルに発展してしまうのは致命的。管理会社の変更を検討すべきでしょう。これらのトラブルの原因として設備修理の部門を持つ管理会社なら「社内連絡が上手く行われていない」「担当者の怠慢」などが考えられ、さらにトラブルを発生させる危険性が感じられるのです。
■金銭的な不信感がある
家賃の送金が遅い、共益費の収支報告に納得できない、原状回復やリフォーム費用が高すぎる、管理委託手数料が高いなど、不動産管理会社に金銭的なおかしさを感じたらすぐに変更を考えましょう。家賃の送金が遅いなら「滞納者への督促のノウハウがない」ことが考えられるうえ、最悪のケースでは「管理会社の経営の悪化」や「家賃保証会社と契約を結んでいない」ということもあるでしょう。
いずれにせよ金銭的な不信感を抱いてしまっては、信頼関係を築くことなどできないのです。
不動産管理会社を後から変更するメリット
管理会社を変更するメリットは、一言で表すならストレスがなくなるということです。賃貸物件のオーナー様なら、見込み通りの収益を上げられるようになります。たとえば空室の問題なら、チラシやWebサイトなど佐世保市ならではの媒体の提案があるかもしれません。
また、分譲物件のオーナー様なら入居者様とのトラブルが起こらなくなるので、物件管理で手をわずらわされることがなくなります。維持管理や原状回復、リフォームなどのコストや経年劣化を抑えることも期待できるため、資産運用のパフォーマンスも向上するでしょう。
■管理会社の変更時には違約金に注意!
ここで確認しておきたいのは、管理会社の変更時に「違約金を取られることはない」ということです。もちろん契約書に解約時の違約金について記載されているなら、支払わなければならないのですが、それ以外のケースでは支払いの必要はまったくありません。中には違約金で最後の一儲けを考えている悪質な管理会社もあるため、消費者生活センターなどに相談しましょう。
不動産管理会社を後から変更するデメリット
不動産会社の変更は、手続きが面倒というデメリットがあります。具体的には賃貸物件のオーナー様なら、入居者様が加入している火災保険や家賃保証会社を引き継ぐことができず、新たに契約を結ぶ必要があるかもしれないのです。
入居者様に面倒をかけることは避けなくてはなりませんから、引き継ぎが可能かどうかの確認は事前に必要です。賃貸物件のオーナー様なら、会計管理や保守管理を見直す手間がかかりますが、これをよい機会と考えて、会計士など専門家のアドバイスをもらいながら徹底して行いましょう。
まとめ
契約書で縛られていない限り、不動産管理会社の変更はいつでもできます。上にあげた事柄に心当たりがあるならば、今が変更のタイミングと考えましょう。とはいえ、新しい管理会社も完璧である保証はありません。変更時には複数の管理会社の話を聞き、たくさんある管理項目の中で何に力を入れてほしいかを伝え、最善の選択を行うようにしましょう。その際には、このサイトに掲載されている会社を候補に入れてみてください。いずれも地元・佐世保市に密着した不動産管理会社ばかりとなっています。