佐世保市で評判の不動産管理会社ランキング!口コミで人気の業者を厳選しました。

サブリース方式と管理委託方式の違いとは?それぞれの特徴を紹介!

公開日:2022/12/15  

賃貸管理の方法としては、オーナー自ら管理する方法がありますが、ほとんどが管理会社に任せるケースが多いのが現状です。一般的な管理方法としては、サブリース方式と管理委託方式がありますが、それぞれにどのような特徴があるのか詳しく紹介していきながら、違いを解説します。

サブリース方式とは

サブリース方式とは、不動産会社が物件のオーナーから全戸を借り上げて、居住者に転貸する契約方式です。賃料は不動産会社からオーナーに支払い、入居者は業者に対して家賃を支払うシステムで、大手不動産会社が導入したことによって全国的に広がっています。

メリット

一番のメリットは、オーナーが空室のリスクを心配することがなくなることです。仮に入居者がひとりもいなければ、通常はオーナーの家賃収入はまったく入りません。不動産経営をしているオーナーにとって、入居者数にかかわらず、一定額の収入を得ることができるので安心です。また、入居者の管理も不動産管理会社に一任できるため、面倒な管理を任せられます。

デメリット

デメリットとして、最初に契約した金額より収益が上がったとしても、オーナーの収入はあまり変わらないことです。空室リスクはないものの、大きな収入の増加は見込めません。そればかりか、契約後一定期間が過ぎると一方的にリース料を増減できることが契約中に盛り込まれている場合があるので注意が必要です。

オーナーに入る家賃収入は成約価格の80%~90%が相場となっていますが、空室が続くとサブリースをしている不動産会社の経営にも響くため、少しでも空室を減らそうと家賃を下げる可能性があります。結果としてオーナーの収入が減る可能性もできてきます。さらに修繕やリフォームの計画が決められており、工事内容や施工会社は管理会社が決めるために、工事が割高になる可能性もあるので、契約前に内容をしっかりと確認しておきましょう。

管理委託方式とは

管理委託方式とは、オーナーが入居者と契約を行い、物件の管理だけを委託する方法です。そのため、オーナーの家賃収入は入居率によって変動します。

メリット

賃貸物件の管理には多くの手間がかかりますが、委託することによって、その手間を省くことができるメリットがあります。委託範囲は契約内容ごとに異なりますが、定期的な建物の点検やメンテナンス、退去後のクリーニングやリフォーム手配などが一般的です。また、家賃もオーナーが自由に設定でき、賃貸物件の収益がそのまま家賃収入となってオーナーの元に入ります。

デメリット

サブリースとは異なり、空室リスクがあることです。入居者との契約は基本的にオーナー管理となるので、空室問題についても考えなければいけません。入居者がひとりもいなければ家賃収入は一切入ってこないというのが最大のデメリットでしょう。また、家賃に関してなどの入居者トラブルもオーナー対応が基本となってくるため、自分で解決するのが面倒という方もでてくるでしょう。

サブリース方式と管理委託方式の違い

これまではそれぞれのメリットやデメリットについて見てきました。サブリースは空室リスクがありませんが、家賃の金額の設定が低い傾向があります。管理手数料は不要ですが、更新料や礼金は受け取れません。建物トラブルや家賃トラブルなどは管理会社におまかせできるものの、リフォーム代金は割高になる可能性があります。

一方で、管理委託方式は空室リスクがあるものの、家賃金額は適正価格で設定が可能です。管理手数料はかかりますが、更新料や礼金は受け取ることができます。建物管理は管理会社で対応してくれるものの、家賃トラブルに関しては契約内容によってはオーナーが対応しなければいけない場合もあるでしょう。また、リフォームに関してはオーナー自身で発注可能なので、最小限のリフォームでおさえることができるのです。

簡単に説明すると、空室リスクはないものの、大きな収入が見込めないのがサブリース方式で、空室状況に応じて家賃収入が変動するのが管理委託方式です。ローリスクローリターンを選ぶか、ハイリスクハイリターンのどちらを選ぶかは状況に応じて決めましょう。

たとえば、入居者があまり見込めない周辺環境にある賃貸物件にはサブリース方式、新築や立地のよい場所にあり入居者の需要が高い賃貸物件には管理委託方式を選択するなど、賃貸物件の特徴を把握して、どちらの管理方式にするのか選択してみてください

まとめ

今回は、サブリース方式と管理委託方式の違いについて説明しました。どちらも賃貸物件を管理する方法ですが、それぞれにメリットもあればデメリットもあります。そのため、オーナーが賃貸物件を不動産管理会社に管理してもらう場合は、物件の状況などによって決めることが大切です。中古物件やアクセスの悪い場所など、入居者の見込み低い物件などは、空室リスクのないサブリース方式を選び、入居者に人気の新築や駅近物件などは管理委託方式を選ぶなど、状況に応じた方法で管理依頼しましょう。

おすすめ関連記事

サイト内検索

新着記事

悪質な不動産管理会社を避けるためには、まずは地元・佐世保で営業しているところを当たりましょう。なぜなら、佐世保の街はさほど大きくはないため、悪質な企業なら噂が伝わってくるからです。しかし本当
続きを読む
株式会社トラスティ建物管理 住所:〒850-0027 長崎県長崎市桶屋町25番地 Trustee Bld. 2F TEL:095-822-3834 本社が長崎市にある「株式会社トラスティ建物
続きを読む
株式会社 エルベック (本社)〒850-0874  長崎県長崎市魚の町2番26号 (佐世保支社)〒857-0059 長崎県佐世保市元町4番19号 TEL:095-820-7374 佐世保市元
続きを読む
株式会社 不動産ラブ 住所:〒852-8116 長崎県長崎市平和町9番10号2階 TEL:095-894-4891 「株式会社不動産ラブ」は長崎市に本拠地を置く会社。不動産管理の一環として、
続きを読む
株式会社 パートナーズ 住所:〒852-8034 長崎県長崎市城栄町12番11号 TEL:095-865-7581 不動産管理のさまざまな業務の中でも、マンション管理を主に行っているのが「株
続きを読む
賃貸物件のオーナー様にとって、不動産管理会社の質はとりわけ大切です。にもかかわらず多数のトラブルが発生しているのは、賃貸物件の管理業界の歴史がまだ浅く、悪質な業者が淘汰され切っていないからで
続きを読む
不動産管理は大きく「賃貸管理」と「建物管理」にわけられます。賃貸管理とは主に入居者様への対応、建物管理とは物件自体の維持管理とイメージすることができますが、これだけでピンとくる方は少ないこと
続きを読む
不動産管理会社に不信感を抱いても、面倒という理由で先延ばしにしているオーナー様も多いことでしょう。しかし、オーナー様と管理会社で最も大切なのは信頼関係のため、不信感を抱いたときが変更を検討す
続きを読む
就職や大学入学など新生活には引っ越しがつきものです。新しい部屋を見つけたら賃貸借契約を結びますが契約時に住民票の提出が必要です。この記事では、賃貸契約をする際に住民票が必要な理由と取得方法を
続きを読む
賃貸物件を借りる際には「入居申し込み」を行います。しかし、入居申し込みとはどんなものかイメージできない方もいるのではないでしょうか。この記事では、賃貸物件の入居申し込みやその際の注意点につい
続きを読む