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不動産の仲介手数料はどのくらい?値引きはできる?

公開日:2021/08/15  


土地や一軒家の売却には、仲介手数料がかかります。その仲介手数料ですが、実は費用の中で最も高額なのはご存じでしょうか?実際に売却経験者の中には、提示額を見て驚いた方もいるそうです。では不動産の仲介手数料とは、一体どのくらいなのでしょうか?今回は不動産の仲介手数料の金額や、値引きについてご紹介します。

不動産の仲介手数料とは

不動産の仲介手数料とは、簡単にいえば不動産会社へ支払う「成功報酬」です。土地の売買や賃貸は個人で行うことも可能ですが、よほど専門知識に精通した人でもない限り不動産会社へ依頼するのが一般的です。たとえば住み替えのために一軒家の売却を不動産会社へ依頼したとします。

媒介契約を結んだ不動産は、一軒家を売却するためにチラシや広告を作成したり、購入検討者へ営業活動したりといった活動を行います。その後無事に一軒家が購入されると、売主は不動産会社へ「成功報酬」という形で仲介手数料を支払うことになるのです。なお仲介手数料はあくまでも成功報酬ですので、売買が成立しない場合には支払う必要がありません。

ただし例外的に売主が特別な依頼(遠方からの購入希望者の交渉を依頼した際の交通費など)があった場合は別途請求されます。気になる方は不動産会社と契約の際に今一度確認しておきましょう。なお仲介手数料の内訳には、広告や宣伝費、必要書類の作成、支払い手続きといったものが含まれます。

■仲介手数料には上限がある

不動産の仲介手数料は、宅地建物取引業法で上限額が決められています。したがって不動産会社は上限以上の金額を請求すれば違法になるほか、私達自身で仲介手数料を計算することも可能です。ではどのように計算するのかといえば、売却額が400万円を超える場合は(売却価格×3%+6万円)+消費税で計算できます。たとえば売却額が1,000万円でしたら、仲介手数料は(1,000万×0.03+6万)×1.1396,000円となります。

なお参考にですが、仲介手数料が500万円の場合は231,000円、2,000万円の場合は726,000円、4,000万円の場合は1386,000円です。仲介手数料で重要なのは「仲介手数料には上限があること」と「仲介手数料はあくまで成功報酬であること」の2点です。

なぜこの2点が重要なのかといえば、不動産会社が信頼できるかどうかの判断基準として活用できるからです。たとえば業者によっては「仲介手数料は法律で決まっているから、どの業者でも同じです」と上限通りの手数料を請求する業者や、「着手金として仲介手数料を頂きます」という業者もいます。しかし法律で決まっているのはあくまで上限額で、仲介手数料も売買が成約した時に発生するものなので、このような要求をしてくる業者にはくれぐれもご注意ください。

仲介手数料はいつ払うのか

仲介手数料は不動産の売買が成約した際に発生しますが、実際の売却額がわからなければ手数料の算出ができません。そのためまずは契約時に半分だけ支払い、残りの半分は売却成立時に支払うのが一般的です。一応契約時にまとめて支払うこともできますが、2回に分けて支払った方が引き渡し時の各種手続きがスムーズに進むのでこちらをおすすめします。なお支払方法は基本的に現金ですが、多額の金額を持ち運ぶことに抵抗のある方は銀行振込も対応可能な不動産会社もあるので、不安な方は相談しておきましょう。

仲介手数料は値引きできるのか

結論からいえば仲介手数料は値引きすることが可能です。というのも最近では不動産業界で価格競争が始まったことで、仲介手数料の格安化や、値引きをアピールする業者が現れたからです。

値引きするベストなタイミングとしては、媒介契約を結ぶ前です。このタイミングならば不動産側からしても売主から手数料を得られるチャンスも多く値引き交渉にも応じやすくなります。それに不動産会社の多くは顧客を同業者に横取りされるリスクのない「専任媒介契約」を好みますので、売主は「専任媒介契約を結ぶ代わりに、仲介手数料の値引きをお願いしたい」といった交渉をすることもできます。

仲介手数料の安さで業者を選ばない

仲介手数料の値引きは可能と紹介させて頂きましたが、だからといって安易に値引きをお願いするのはおすすめできません。なぜかといえば仲介手数料の中には広告宣伝費も含まれているため、安易に値下げすると宣伝活動も縮小せざるをえません。つまり不動産側が充分に仲介活動を行ってくれない可能性があるのです。そうなると買主が見つかることも困難になります。

仲介手数料の安さはメリットでもありますが、売主にとって最も重要なのは物件が売却されるかどうかです。そのため手数料の安さで選ぶのではなく、サービスの内容や質を重視するようにしましょう。たとえば業者によっては、売却時のリフォームや補修、クリーニングが格安でできる業者や、買主とのトラブルに巻き込まれないよう売買をサポートしてくれる業者もいます。

また担当者の対応や、地元の不動産情報に詳しいかどうかも不動産業者選びの決め手です。あるアンケートによれば1,500人中59%もの人が不動産選びの決め手として「担当者が信頼できるから」というものでした。この結果から見ると、不動産選びのコツは信頼できるかどうかだといえます。

 

不動産の仲介手数料は費用の中で最も大きいですが、法律でその上限は決まっています。実際は上限いっぱいを支払うことが大半ですが、中には格安の仲介手数料をアピールしたり、値引きに応じたりしてくれる業者もいます。とはいえ不動産選びは仲介手数料の安さだけではなく、サービスの質や担当者が信頼できるかどうかを重視しましょう。また依頼の際はなるべく複数の業者にしておくと比較検討ができるのでおすすめです。

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